「宗谷」「ふじ」に次ぐ3代目の南極観測船である「しらせ」が進水した。
南極観測を目的として旧・文部省が建造した船で、運航は海上自衛隊である。
海上自衛隊としては南極観測船ではなく、砕氷艦と呼ばれる。
名前の由来は南極大陸にある白瀬氷河であり、白瀬氷河の名前は南極探検家の白瀬矗に由来するものである。
1983年の第25次から2008年の第49次南極観測隊までの輸送を行った。
2008年に退役した後は、2010年に民間の気象情報会社であるウェザーニューズ社に売却され、気象観測船「SHIRASE」として運用されている。